緑の郷について
施設長就任ご挨拶
緑の郷 施設長 石井 竜也

2019年4月1日付で、緑の郷施設長に就任いたしました石井竜也と申します。
平素は、特別養護老人ホームのご入居者、デイサービス、訪問介護等、居宅サービスのご利用者、また、ご家族をはじめ、地域の皆様におかれましては、温かいご支援とご協力をいただき、心から御礼と感謝を申し上げます。
わたくしは、1993年4月に当法人に入職し、デイサービスや特別養護老人ホームの介護職、ケアマネジャーの仕事をさせていただきました。その後、2006年に横浜市美しが丘地域ケアプラザへ異動し、地域福祉の現場での仕事を経て、2013年からは所長を務めて参りました。この間、多くの職を経験させていただき、すべてが、わたくしの財産になっております。
この度施設長を拝命し、職責の重さに戸惑ってはおりますが、これまでの経験をいかして、共に働く大切な職員とともに、ご入居者、ご利用者、ご家族、そして地域の皆様に真摯に向き合い、一人一人の幸せの追求、その人らしい生活の実現、そして地域に必要とされる施設を目指していきたいと決意しております。
皆様がいつまでも健康で、そして笑顔あふれる生活が送れるように努力して参りますので、ご指導・ご鞭撻を賜りますようよろしくお願いいたします。
法人本部 本部長
【施設の品格】社会福祉法人緑成会 法人本部 本部長 古川幸子
私が緑の郷に勤務して二十五年、高齢者施設に携わって三十数年が経とうとしております。特別養護老人ホームは収容施設と言われた時代から生活の場へ、そしてご利用される高齢者の人間らしさが尊ばれる時代へと変化して参りました。 施設はご利用者が毎日を心地よく過ごして頂く住まいであり、憩いの場である事が求められています。玄関に足を踏み入れた時、整理整頓をされた佇まいや洗練されたしつらえに来訪者が安堵や落ち着きを感じて頂けるよう、おもてなしの「礼」に心を注げるような職員を育てたいと思っております。
緑の郷の周辺には、四季折々の花が美しい彩を放っております。ボランティアの皆様が丹精込めて育てて下さった賜物です。このような花がさりげなく活けられ、ご利用者の目を和ませてくれます。
介護や看護、栄養調理の職員が心の潤いに気遣いできる感性を持ち、学び得た知識と、積み重ねた技術により豊かな生活を提供できるような専門職を目指したいと考えます。
ご利用者が医療を必要となった時、隣接する横浜総合病院との連携により、安心して治療が受けられます。緑の郷では最期までその人らしい「命」と「生」を全うして頂くよう努めております。
私の経験の中で様々な終末介護の想い出があります。食べ物の呑み込みが悪くなり、お食事を食べれなくなった方がお好きな食べ物は亡くなる直前まで召し上がっていた事、意識の混濁した方が慣れ親しんだ職員の声かけに「ありがとう」と微笑んだ事、次々と訪れる親族が全員集ったことを確認するように息を引き取った方等、多くの場面に出会う事ができました。こうした最期の瞬間に接することにより職員は「命」の尊さを学んできたように思います。
ご利用者の最期をお元気であった頃と同じように、その人の尊厳を受け止め続けられるような職員であってほしいと願っております。
緑の郷の周辺には、四季折々の花が美しい彩を放っております。ボランティアの皆様が丹精込めて育てて下さった賜物です。このような花がさりげなく活けられ、ご利用者の目を和ませてくれます。
介護や看護、栄養調理の職員が心の潤いに気遣いできる感性を持ち、学び得た知識と、積み重ねた技術により豊かな生活を提供できるような専門職を目指したいと考えます。
ご利用者が医療を必要となった時、隣接する横浜総合病院との連携により、安心して治療が受けられます。緑の郷では最期までその人らしい「命」と「生」を全うして頂くよう努めております。
私の経験の中で様々な終末介護の想い出があります。食べ物の呑み込みが悪くなり、お食事を食べれなくなった方がお好きな食べ物は亡くなる直前まで召し上がっていた事、意識の混濁した方が慣れ親しんだ職員の声かけに「ありがとう」と微笑んだ事、次々と訪れる親族が全員集ったことを確認するように息を引き取った方等、多くの場面に出会う事ができました。こうした最期の瞬間に接することにより職員は「命」の尊さを学んできたように思います。
ご利用者の最期をお元気であった頃と同じように、その人の尊厳を受け止め続けられるような職員であってほしいと願っております。